エピソード04
ずっと帰らぬ父だった

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あらすじ
「私は菜の花自由!柳生十兵衛じゃない!」ラブリー眼帯を自ら投げ捨て、元の姿に戻った自由だが、変身の反動熱で意識を失い、倒れてしまう。バンカラトリオ&四郎に抱きかかえられ、置いてけぼりにされかけたフリーシャを拾って我が家へ帰り着いた自由。彩に心配かけまいと「仲良し作戦」で誤魔化したものの、御影は自由の前にに新たな脅威が現れたことを感じ取っていた。
一方、自由から二代目柳生十兵衛であることを拒絶された少年は、隠れ潜む森の中で真の二代目十兵衛を名乗る女剣士に襲撃される。狙いはもちろんラブリー眼帯。小童らしからぬ体術で必死で逃げる少年だが、やがて樹上に追い詰められる。「何者?なぜラブリー眼帯を持っておる?」「拙者は、小田豪鮎之介…」「それは我のもの!我に戻せ!」間一髪、新十兵衛(仮)から鮎之介を救ったのは御影だった。
フリーシャの看病?のおかげで元気は取り戻したものの、襲撃者は問答無用に襲い掛かってくる…思わず鯉之介から貰った笛を唇に当て、吹き鳴らす自由。ダバダバと駆けつけてくるハズの鯉之介の姿は見えず…諦めかけた自由の目の前に、あの少年・鮎之介が立っていた。対 峙する2人、遠い昔に忘れ去られた約束が、自由の運命にのしかかる…