もやし

四畳半神話大系のもやしのレビュー・感想・評価

四畳半神話大系(2010年製作のアニメ)
4.6
湯浅監督作品。

うーん完成度は群を抜いてるんだけど、面白いかっつうとまあ人によるかな。



真面目でモテない主人公が大学の最初の2年間を何も良いことがないまま終え、どうしてこんなことになったんだー!と叫ぶと突然時間が巻き戻り、また入学時のサークル選びから始まる、また上手くいかない、時間が巻き戻る、別のサークルを選ぶの繰り返しストーリー。
記憶がおぼろげに保持されてる部分と消去されてる部分が混在しているので厳密にはタイムループものでもタイムリープものでもない。




サークル各々の個性と毎度出てくる同じ登場人物達が面白い。
たかが大学なのに秘密結社だの詐欺企業だのいちいち規模がデカいのがウケる笑
大学というものの面白さと奥深さが詰まりに詰まっていて、社会の縮図感がすごい。大学をこういう風に捉えて生きられたらさぞ楽しいだろう。
主人公も上手くはいってないんだけど何だかんだですごく楽しそうなんだよね。



面白いんだけどまあ基本似たようなこと繰り返してるだけだから飽きるよね笑
俺は後半すぎた辺りからようやく楽しくなってきたかな。

主人公の超理屈っぽい大袈裟な言い回しの語りが常に流れててそれだけで笑っちゃいます笑(逆にここが合わないと地獄笑)
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