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Fate/stay night: [Unlimited Blade Works] 2ndシーズンのsのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

"正義の味方"である士郎(アーチャー)の救済話
凛の甘さに憧れた士郎が、自分もそういうふうになりたいと願って
最後はアーチャーになって自分の結末を未来永劫呪って、過去の自分を殺すことを誓って
そしてまた凛と巡り合って、再びその甘さに救われてしまう
あえて二人の関係に絞って言うならそんな感じかな

・イリヤとバーサーカー
演出、特殊edで泣いた
・キャスター組
葛木先生の過去が省略されていて不満。彼の心情描写とメディアとの関係が好きなのに。
16話で葛木先生がアーチャーに言った"正しさとはなにか"という話が重要で、最後のアーチャーの結末と対比されてくる。「たとえ自分の選択が間違いであったとしても、後悔はしないことだろう。善悪が等価に見える以上、それだけが、私がよしとする人間らしさの証明だ。」
・士郎vsアーチャー
空が晴れるところ綺麗だった、固有結界の歯車がガコンってなるのも
・慎二
コミカルでよく動いて愛されてるのを感じる。ランサー兄貴にいなされてるくだり好き。
・ギル
慎二から言峰の死を聞いた時、一瞬表情が映らなくて「…そうか」とだけ言うの好き。
ものの見方が巨視的なのにわりと人間らしさがあって個人に肩入れする印象。セイバーとか言峰とか。慎二のこともちょっと気に入ってそう。ゲテモノ好きを自称してたし。
・士郎vsギル
贋作が本物を超克する。あるいは本物もまた贋作で…本物の定義とはなんなのだろうね?
ギルが士郎の強さを認めるの好き。
・凛
士郎にとって理想の正義の味方像(に近い存在)が凛だと捉えている。もう色々本当に甘い人なんだけど、その甘さに救われるヤツもいる。
・アーチャーと凛
「私のアーチャー」
「答えは得た。大丈夫だよ、遠坂。俺も、これから頑張っていくから。」
・士郎と凛
「他人の幸せを願うだけなんて間違ってる」「あんたはあんた自身のために生きなきゃ何が幸福なのか分からない!!」
「いいんだ。だって、誰かのためになりたいっていう思いが間違いのはずがないんだからな。遠坂、ありがとう。」
・結末
凛が傍についている士郎はアーチャーのようにはならないだろう。一方、守護者であるアーチャーも古い鏡を見て知った。
「ただ、答えは得た。後悔はある。やり直しなど、何度望んだかわからない。この結末を、未来永劫エミヤは呪い続けるだろう。だがそれでも、俺は間違えてなど、いなかった。」
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