謎の世界に漂流してしまった高校生たちが、それぞれの手に入れた超能力を駆使して生き抜いていく。
リーダーが生まれ、ルール（法律）ができ、通貨が生まれ、仕事が生まれ、化学や発明が進み、宗教、魔女狩り、神話（ノアの方舟やバベルの塔）へ続く。どこに行っても人類は同じような道を辿るのが面白い。
ただ“この世界から脱出すること”が目的だった6話くらいまでがピークで、それ以降は尻すぼみというか、「この話いるのかな？」の連続だったのがちょっと勿体なかった。（それまではオールタイムベスト入り確定だと思ってたから余計に）。
あとこの世界の真実を突き止めようと奮闘していたラジダニの存在が偉大すぎて、途中から居なくなったのが本当に寂しかった。まあでもラジダニが戻ってきてからの11話12話の展開が最高すぎる。
というか、最終話の演出が神がかりすぎてて胸熱だった。全ては人生と一緒で意味なんて分からなくていいし、答えなんてなくていいんだよね。
