このレビューはネタバレを含みます
FWからサイドバックに転向して…という設定と、主人公が自分の能力やサッカーの戦術等をだんだん理解し成長していく様子は引き込まれた。
監督や選手たちにも魅力的なキャラが多く、それぞれの思惑や葛藤、衝突や友情もよく描かれていたと思う。
初期は"なんでスポーツものの主人公って大抵マザコンなんだろう"と思いながら見ていてアシトのこともあまり好きじゃなかったが、サッカーに対するひたむきさと仲間思いだけど甘いだけじゃないところは好感が持てた。
ヒロインはお節介で押し付けがましくブラコンなうえにめんどくさい女であるにもかかわらず取ってつけたようなボーイッシュな口調というイラつく要素しか無く、現段階では脚本的にもあまり意味のあるキャラとは思えず、男同士の友情だけで十分なのに…としか。
作画は何度か"ん？？"となるところもあった。極端なキャラデザ(黒目しかない、埴輪みたい等)は大人数の描き分けで仕方ない気もする。
声優陣は特に不満無し。アシトやハナの喋り方はウザいがそれはキャラクターの問題なので。
サッカーは軽くルール知ってるくらいの人でもその面白さや難しさ奥深さを知れるという意味では今まで見たサッカーものの中で1番かもしれない。
