#1話
今時珍しいくらいの正統派中世ヨーロッパファンタジー（ファンタジー要素はないっぽいが）で、これだけで続きが見たくなるな。とはいえ台詞回しは懐かしさを覚える感じで、まさに冒険活劇アニメっぽさがあって良い。
そして何より音楽がヤバい。OPから劇伴までまさに梶浦アニメと言ってもいいくらいに梶浦由記がマッチしてる。出羽良彰のEDもよかったが。
はてさて雪丸は武士か？忍者か？
#2話
ストーリー的には説明回。雪丸が真田家の末裔とは驚いた。
でもファンタジー要素なしの歴史IFものかと思いきや…「エデン」と石版からは古代文明的なファンタジーのかほりがしてきてワクワクするね。エデンが青森県のことだったりしたら笑うが。
つーか『イサック』といい、侍が西洋で活躍する話最近流行りなのかな。歴史番組でもよく見るし。
作画は相変わらず日常回なのに丁寧に動くし、そこに梶浦由記の音楽があるだけでサントラとして鑑賞できるレベル。
#3話
えっ、もしかして今季で一番アクション作画いい……？
ただ作画が丁寧なだけじゃなくて、戦闘の演出がクソかっこええ……これくらいのアクションシーンを1話に持ってきてればもっと人気出てたんじゃ…？
キッズ心をくすぐる冒険活劇に、女ウケ抜群の魅力的なイケメン、さらに男のロマンが詰まったような戦闘シーン、そして万人ウケする梶浦BGM……もっと話題になっていいと思うんだけどなぁ。やっぱ現代のアニメっぽくないのがいかんのかなぁ〜
そして雪丸、男から見てもかわいいな……
#6話
1話の時点で、『ふしぎの海のナディア』や『未来少年コナン』のような、今どき珍しい大人も子供も楽しめる冒険活劇アニメだと評したけど
エルドラドやエデン、草薙の剣、ヤジローとザビエル、ラ・ピュセルといった、月刊ムー的なワクワクキーワードの使い方もその時代の作品っぽくてたまらん。
しかもエデンに草薙の剣があるって、もしかして日ユ同祖論ネタもこの先盛り込んでくるのかな。まさかこの時代に伝奇SFアニメが見られるとは…
#7話
作画クオリティ高すぎってレベルじゃねーぞマジで。砲撃の作画シーンとか完全に劇場版だろ…
ラストはベタだけど燃えたね。あれは惚れるわ。
そして大砲シーンとラストのBGMがまた最高に梶浦由記してて最高だった。OPのアレンジも最高。
サントラ単体で出してくれるの本当助かる…
#8話
紫檀の言う「魔女」が完全にただのサークルクラッシャーで笑う。まぁそういう意味で言えば確かにフェナのサークラ属性は異常だ。そして今回もまた一人、フェナの毒牙に…
しかし本当に作画が美しい。シャウエンの背景美術を見てるだけで、旅アニメとして成立するレベルだな…
#10話
いや〜こんなロマンあふれるSFファンタジーオリジナルアニメを令和の今に見られるとはなぁ。今回は梶浦由記もノリノリだったね
ところで紫檀が見つけた「弥」は卑弥呼？ということはエデンは邪馬台国になり…日ユ同祖論も本当に採用してもおかしくないな？
#12話（最終話）
先行組から11話以降は大荒れと聞いてはいたが、想像以上だった…
真田家もジャンヌも草薙剣も、なんなら海賊要素すら必要ない。どう考えても打ち切りなのに、これが打ち切りじゃないという衝撃。いったい制作現場で何が起きたんだ……
とりあえず、この世界観とキャラの量は1クールでさばけるものではない。
ただ梶浦由記の音楽、JYUNAの主題歌、IGの作画は最後まで本当に最高だった。シナリオ以外は文句なしの最終話だったし、なんならシナリオも10話までは普通に面白かった。
期待してたオリジナルアニメなだけに、ガッカリ度で言えば今年ワーストかもしれない、、
