ロボットバトルそっちのけで諜報劇や逃亡劇や政治劇ばかりをやっているが、中々渋い展開が多くて面白い。敵国へ潜入する過程の描写の細かさとか、兵士や住民たちのドライな死に様とか、そういう所に気合が入ってる。んで結局主役のオーガス02自体が活躍するのは最終話だけってのが笑ってしまった。最後の決着も対人戦でつけられてしまうし、高山文彦はロボットものに対する興味がホントに無いんだろうなぁ。主人公の上官であるマニング中尉のキャラも良かった。お金と女が大好きでいつも打算的に生きていて、平気で仲間を見捨てるようなクズなんだけど、ここぞという所では主人公に力強い後押しをしてくれるという。ベタベタではあるが山寺宏一の声がハマってることもあって一番アツいキャラになってた。クズな所は最後までブレないってのが潔くて良い。ヒカシューの担当したOPとEDはクセ強めでかなりのスルメ曲!