なお

遊☆戯☆王ARC-Vのなおのレビュー・感想・評価

遊☆戯☆王ARC-V(2014年製作のアニメ)
3.5
※過去鑑賞記録
遊戯王アニメシリーズ第5作目。
パラレルワールドが舞台、かつ物語の鍵を握る重要な概念として存在。
この設定により、『GX』~『ZEXAL』に登場した人気キャラクター達による夢の共演とデュエルが繰り広げられた。

また、新たなデュエルスタイル「アクションデュエル」も登場。
刻々と変化する仮想空間上に散りばめられた、様々な効果を持つカードを手にすることで、決闘者の(物理的な)動きや戦略一つでピンチをチャンスに変えることができた。

アニメ全体を通しての個人的な盛り上がりは「シンクロ次元編」がピーク。
もともと『5D's』が好きなことと、ジャックやクロウなど根強い人気キャラクターの出演もありこのへんまでは楽しく見られた。
<クリアウィング・シンクロ・ドラゴン>のフォルムや効果もカッコいい。

ただ、その後の展開は…。
物語全体が重々しく暗~い雰囲気になってしまい、それまでのコミカルな感じが一変。

特に最終盤、闇堕ちしてしまった主人公・榊遊矢に対して、それまで遊矢たちに協力してきた仲間たちが週替わりで立ち向かいイイところまで追いつめるが結局逆転負け、みたいな展開を3~4話に渡って続けられたときはさすがにゲンナリ。
RPGのイベント戦じゃないんだから。

クロスオーバーな世界観が大好物なこと、また全話マトモに見た遊戯王アニメは本作が初めてだった自分なので辛うじてこの評価だが、従来の遊戯王ファンからするとたまったモンではなかったようで…。
なお

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