まず何より、無事終わってよかった。おめでとうございます。お疲れ様でした。
さて、最後の最後で詰めが甘いと言うか、ディティールに拘りが感じられずガッカリした。例えば、いくらなんでもエレンの顔が歪み過ぎ。ミカサの取れる涙。間が所々おかしい。見せ場の作り方を忘れてしまったのか、いい所でイマイチ盛り上がらない。とか、ツッコもうと思えばいくらでもツッコめる。多分、今まで色んな要素を詰め込みすぎたんだろう。最後に全部回収しようとするからこうなる(もっとシンプルにするべきだったのでは?……言うのは簡単だが笑)。まあ、途中のジークとアルミンの対話だけは良かったかな。反出生主義に抗うための方策が明確に打ち出されていて、グッときた。
とはいえ、完結編前編までは本当に楽しめたし、追随を許さないクオリティだった。ありがとうございました!!