ライトセーバーによるチャンバラは縛りなんかな?多分そうだよね
ライトセーバー以外の要素で統一感を演出出来ていればより良かったんだけどな
世界観は作家の個性バラバラで見応えあったのに必ずチャンバラに移行してしまうのに窮屈さを感じてしまって残念
こういう企画ってアニメーターの見本市みたいな所があるのでむちゃくちゃでナンボというか、個性が強ければ強いほど見る意義があると思うので、こんなのスターウォーズじゃない!って目くじら立てるのはあまり建設的ではないと思う
が、用語や世界観の説明を全くしてないのでアニメファンのスターウォーズ入門としても機能してない
やっぱどっか企画としてピンと来ない感じはある
僕はまあまあ楽しめた
1話、3話、7話、8話が良かったかな
1話
神風動画枠。3Dアニメの進化が見たい人用
七人の侍とか用心棒とか子連れ狼とか
傘型のライトセーバーだけで見る価値あり
真剣白刃取りもこの絵柄でやるからギャグとして成立してる
3話
トリガーの今石監督
っていうかプロメアじゃん
スターウォーズの皮被ったプロメアやん
と思ってたら途中で皮すら脱いだ
でも架空のオリジン系ストーリーの中では1番先を見たくなるワクワク感で締めくくられていてやっぱりセリフ運びがうまいな〜って思った
7話
こちらもトリガー枠
短い中に哲学がちゃんと入ってて1番スターウォーズしてた
アクションもシンプルにカッコいい
キャラクターも映画にいそうな雰囲気あった
8話
ジェノスタジオって知らなかったんだけど伊藤計劃のアニメ化作品作ってた所みたい
7話はスターウォーズの世界観に寄り添ったジャパニメーションだったけど、今作はアプローチが真逆
オリジナルの世界観にスターウォーズの設定を取り込んでいる形である
オリジナルのスペースオペラ的舞台に任侠ものが展開される
そういえば家系・血統がテーマにあるSWと任侠との親和性はあるよなって感心した
完成度で言えば圧倒的に1番いい
美術背景の気合の入り方がなんかちょっとおかしく、これオリジナルでやった方がよかったんじゃないの?ってくらい街とか衣装デザインの作り込みが凄い
一瞬しか映らないキャラのデザインすらめちゃ凝ってるし
その割に血統と継承ってテーマをメインに展開しててストーリーも実はスターウォーズしてる。やりたい放題やりながら意外にリスペクト高め
けど綺麗に詰め込みすぎてオリジンとしてのワクワク度は3話に及ばずな感じ
デザインや劇伴含めた世界観の雰囲気づくりは4話も良かったな
和と東南アジア風の衣装や文化の残る村に尋問官と侍風ジェダイという闇鍋感
でもモチーフもテーマもどこもスターウォーズじゃねーな
デザインは統一されてるのでオリジナルだったら見たいな〜って思うけどストーリーに関しては虚無だった
書いてて思ったけど印象に残ったのは結局大御所の作品なので、もうちょっと大枠の企画に分かりやすい挑戦があればよかったのになというのが全体の感想
個々のアニメーションはどれも楽しかった