きまぐれ熊さんの映画レビュー・感想・評価

きまぐれ熊

きまぐれ熊

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

テーマがシンプルかつ骨太なので今見ても物語として面白い。

VSシリーズを見てた世代だけど、テーマ性で言えばシンゴジ、マイゴジが直系の後継作と言えそう。

日本の特撮ジャンルを確立した始祖的作品なのに
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

結びの美しさが完璧。

なんか凄いって聞いてたのでエログロあるんだろうなと思ってたけど、グロががっつり攻めてたので大満足。エロも描写はないけど背景情報ではしっかり攻めてる。攻めすぎ。

金田一耕助オマ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

鈴木亮平目当てなら120点。

シティーハンターの再現度的にも満点。
なんだけど、単体の映画として見たらあんまり記憶には残らない感じやね。

俳優陣の演技とかアクションに関してはかなりいい。
反面、ビ
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.9

ヒーローものというよりもっと普遍的なところで楽しめる印象で幅広くお勧めできる楽しさだった。
ただこれ、がっつり特撮系のパッケージでプロモーションしてたのとは致命的に噛み合ってなかったなぁ。

無理やり
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.9

ダンダダンが絶賛ジュマンジ編なので観ました。過去に見たことあるのでふんわり覚えてたけど、今見ても設定が独特なので普通に楽しめた。

呪われたボードゲーム・ジュマンジと、それに翻弄される4人の子供たちが
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

面白い方のザ・邦画って感じ。
人間ドラマの仰々しさや記号的なセリフが悪い意味で監督のクセが強く出てるな〜
と思う反面、
アニメ的なキャラ造形や演出や、ゲーム的なシチュエーションが記号的な人間ドラマと上
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グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー(2019年製作の映画)

3.8

インドネシア発のヒーローコミックスユニバースBCU(ブンゲラミット・シネマティック・ユニバース)の実写映画第一弾。
第二弾「スリ・アシィ」が公開開始との事で観てみた。

雷を浴びると肉体が超強化される
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.9

あらすじのエッジが効いていたので鑑賞。
導入や底に敷いてあるテーマがどっしりした重みのあるものに対して、展開はやや都合がいい部分も多くてヒューマンドラマよりもややコメディ寄りと言えるかもしれない。
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スタア誕生(1954年製作の映画)

3.8

ジュディ・ガーランド版。
えっ...こういう話なの...?
タイトルから想像できるベクトルと大きく違うし、この内容でこのタイトルは残酷な視点だ。

俯瞰して書けば、スタアの誕生と没落を通して、芸能界の
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.6

もはやジャンルとして定着してるループもの。オールユーニードイズキルと同じ日を繰り返す死に戻り系。

特徴としては、主人公が特殊部隊上りの元軍人で戦闘に適正があること、殺し屋に狙われまくること、レトロゲ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.3

身分違いの、かつ1日だけの恋の映画だって事はなんとなく知ってたんだけど、映像の印象ほどラブラブしてなくてコメディとして見易かった。

展開がじんわりと進んでいく上、
恋よりもお姫様の1日だけのズル休み
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.0

珍しく邦題の改変がキマってる例。
原題のvs the Worldってシンプソンズのコミック「Bart vs. the World」からのパロディらしいのでそりゃ外して正解だわ。そもそも世界とは戦ってな
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第9地区(2009年製作の映画)

4.0

評判は聞いてたけど凄い切り口。

エイリアンを黒人に見立てるのも着眼点が素晴らしいし、それに留まらない差別描写のディティール
かなり生々しいんだけどエイリアンというSFの皮を被ってる事でギリギリエンタ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

「回れば何とかなる」だけ知っておいてよかった。
これかー!となってテンション上がった。
シン・ゴジラと違ってどうもこれは明確にオマージュが拾える人の為の映画みたい。

オープニングの禍特隊の相手した禍
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

ブレないな〜シャマラン監督。
いつもの感じだ。というか濃縮還元版とさえ感じる。

監督の作品を複数見てたら、あらすじで起こる事で予想できることしか起こらないんだけど、妙な安心感があって愛おしい。

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パラドクス(2014年製作の映画)

3.9

タイトルとジャケットのウルトラ詐欺〜!
とはいえ
本編を見終わった後に、原題とメキシコ版ポスターを見るとどういう映画なのかはより明確に分かるけど、じゃあこれで見たくなるかって言われると、興味のフックが
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

ポスターのビジュアルがなんといってもいい。ポスター用に作られてるわけじゃなくて、劇中そのままのシーンが出てくるんだけど、静止画よりずっといい。

ジャンル的にはすこし不思議系だけど、その現象自体に焦点
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.4

下品なおバカコメディだと思ってたけど、かなり普通のロマンスだった。
7割ロマンス&3割トレジャーハントくらい。コメディ要素はメインじゃないらしく序盤だけ飛ばして早々になりを潜める。後半はほぼロマンスで
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

何回か見ないと分かんないなこれ。
表面としてはUFOに襲われるホラー映画として作ってあるだけに、そこだけでも楽しめる。けど、結局あれなんだったの?って要素がかなり多くて、そこを繋ぎ合わせると裏面のスト
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.1

ホラーとか胸糞映画って聞いてたからどうせ注文の多い料理店オチだろ、とタカを括ってたけど違った。
それよりもメニュー紹介時の背景カットや料理のショットなど綺麗なカットがたくさんで音も良かったのでスルスル
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

ずっと擦られ続けてるけどここ数年だけでもまだまだ作られ続けてる死に戻り系のループもの。
ループから脱出するよりも前に戦場に放り込まれるところからスタートするので、逃げられない枠組みが固められている上、
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.9

全く別の場所から迷い込んだ3人の男女が森の小屋に遭難するところから始まり、助けを呼ぼうと森から出ようとするも、必ず小屋に戻ってきてしまう。さてどうしてでしょう?

まずジャンルが形容できないけど(言っ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.0

安定安心の岸部露伴シリーズ劇場版。安定感があるぜ。

映画らしい作りよりも、あくまで「岸部露伴は動かない」の拡大版としての作りを意識してるので、単体の映画としてはちょい物足りないかも。あくまでのドラマ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ良かった!!!

少年少女誘拐事件が多発する町で誘拐されてしまった少年が、ポスターの通りの仮面を被ったサイコキラーに囚われて、孤軍奮闘するサイコスリラー。
ってイメージなんだけど、全然違っ
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.2

本物サンタクロースが、クリスマスの夜に富豪一家に押し入った強盗たちを成敗していくバイオレンスコメディ

サンタファンタジー×スプラッターアクション=バイオレンスコメディ
な配分で、とにかくサンタのレギ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.6

70年代のLAの背景に10個年上の女性との歳の差恋愛を見せる少女漫画。
甘酸っぱい失恋までを思い出として描く感じかな〜と予想してたんだけど25歳のアラナがバチバチに少女だったので思ってた雰囲気と大きく
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.9

実在のヒーローをリアリティを持って描くにあたって、それこそリアリティのあるカッコ良さを描けるかが肝になると思うんだけど、それをお茶目さからくる余裕で演出してるアモルト神父の造形が強者感があっていい。>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

精肉店の夫婦がヴィーガンを轢いてしまい、偶然の成り行きで人肉(ofヴィーガン)を売ったらめちゃくちゃ美味くてバカ売れしたのでヴィーガン狩りまくって売るぜ〜!っていうコメディ。
人体破壊描写はあるけどグ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

前作以上にこれはコミックですよ!っていう鋼の意志を感じた。
ただそのコンセプトのおかげで前作の様な映像表現のダイナミクスは薄れた印象。

なんなら実写バースとかレゴワールドも描かれて前作以上に表現の幅
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ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

3.4

言われてるほど悪くないじゃんって思ったのはハードル下げ過ぎたせい?
面白いか不快かでいえば面白い方(B級ジャッジライン)

独特すぎる鳥山明世界観を真っ向勝負で再現するのを諦めて、スパイダーマンとかス
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

凄い。よく出来てる。
DCEUでは1番見やすい。ていうかこれから見始めてもいいと思う。

DCEUからDCUへちゃぶ台返しをするフラッシュポイントを実現させるための作品なので制約が多いはずなのに、各種
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.2

斬新な人形モーションが楽しめるお手軽スラッシュムービーって感じ。
それだけでなくフレーバー的なテーマの載せ方は丁寧で好感が持てる。

ミーガンダンスと後半の暴走モードの動きは白眉。というかそれを表現す
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

ループものとしてのギミックはとても良かった。テンポもよくサクサク進む。

特に前半における、ループに気づく2大システムは超いい。
上申システムは、解像度の高い脚本によって会社の人間関係のリアリティを描
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

4.2

終わり方めっっちゃ好き。
事前の想像した中ではしっとりしてるパターンの方の映画って感じ。

まずモチーフが良い。
ナラトロジー(物語論)も、不死の者の年代記も好きなので、俺得セットの詰め合わせみたいな
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.3

噂に違わず面白かった。
特にマニアというわけでもないのに分かるオマージュの異常な密度が凄い。
あと意外な決め技で決着したのが良かったな。

いやでもこれ映画批評家泣かせだよねw
有名なレビュアーほどま
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ドラマロキの監督に興味が湧いたので。
なるほどって感じの世界観の作り方。

評価されている舞台・色彩設計もさることながら、構図がこだわってて綺麗。
消失点をまっすぐ捉えたシンメトリーが大半で、目線も俯
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