ジャロピー

スター・ウォーズ:ビジョンズ Volume 2のジャロピーのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

総評
どれも作画が個性的で素晴らしい。ジャパニメーションにはない魅力が詰まっている。
ギフテッドたち(フォース感知者)はその能力を世界(銀河の平和)のために活かすのが「使命」なんですよね。そこをきちんと描いているのは好感がもてます。しかし、ストーリーについては「?」というか「それで良いの?」な部分もたくさんあった。
また、ディズニーの指示だと思うが、鍵を握るキャラクターは必ず「女性」に徹底されている。

第一話
シスって「職業」なんですかね?
他にやりたいことが見つかったから辞める!(イラストレーター)って、おいおい、これジョークだろ?と思いました。組やめてカタギになりますってことですか?

第二話
デザインがSWっぽくなくて斬新といえば斬新。好き嫌いが別れるかな。ただここまでSWっぽくないと、もはやSWではないというか、SWっぽい別物だ。

第三話
ただの無鉄砲なガキが主人公属性によってご都合主義的にフォースの加護を受ける話。「結果オーライ」のため、姉が彼を命懸けで守っても「ほら、僕が正しかったでしょ」と彼は何も反省せず、何も学まず、何も成長してない。そんな彼にはヨーダの言葉を捧げる。「冒険?スリル?そんなものはジェダイには必要ない。お前は無謀なだけだ」

第四話
SW版チキチキマシン猛レース?
ここまで振り切ってくれると気軽に楽しめる。
主人公、娘だったのね。

第五話
ジャパニメーション風味。司馬遷みたいな歴史家というのは面白い設定かも。
SWの光と闇(とそのバランス)って、やっぱり中二心をくすぐる設定で、日本のアニメの世界観と相性が良いのかもしれないですね。まあ、岩を壊して未来を変えるとか意味わかんないけど。

第六話
ジェダイ並の戦闘能力…。

第七話
普通に「反乱者たち」のエピソードにありそう。完成度も含めて。

第八話
他の方も指摘されているように「ダークナイトライジング」です。大演説とキャッチーなスローガンでボンクラな市民たちを俺たちが目覚めさせる!ってのは、今流行りの作風ですね(アンドー風味)。あんな都市の近くにデカい穴とか、すぐに諦める帝国軍とか、いろいろありえないですけど。

第九話
歌の巫女のような設定はSWでは珍しい(というか無い?)。フォースがあれば声に出す必要ないからね。
デザインはSWというより、鳥山明っぽいかな。
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