いやはや面白い。
現実の季節感とマッチした華やかなOPから一瞬で掴まれ、そして殺伐とした作戦・事件のあとのほのぼの日常感が見事な緩急で心を捉えて離さない。
今シーズンは個人的にすぅーきぃーなフィオナ(夜帷)が登場したのでそれだけでもう大満足なのだが、改めてやっぱ作品としてのクオリティが凄まじいなと。
日常回すら最高難易度のパルクールアクションで魅せてくるその、半ば常軌を逸した品質たるや、、、!もはや畏怖の念を覚える。
そしてなかでも個人的ハイライトは地下テニス大会。二話にわたって繰り広げられた激戦、そのクライマックス。ありとあらゆる敵のトラップを搔い潜りながら超絶技巧で猛打する超次元庭球シークエンス。
荒唐無稽な状況に、縦横無尽なカメラワークと全身全霊の作画。ちょっと待て面白過ぎるぞと、なんか分からんけど涙出るくらい笑った。
間違いなく今期の最大瞬間風速はここだった。
もちろんその後の、正妻の座を巡る命懸けのバトル(公園でテニス)も圧巻の迫力。
正直もう毎週日曜の国民枠に入れて欲しいくらいなのだけど、ソッコーで二期と劇場版というお決まりのルートに驀進してくれたので良しとする。