本間ヤンカイ

プラネテスの本間ヤンカイのレビュー・感想・評価

プラネテス(2003年製作のアニメ)
3.7
主人公の葛藤みたいなのがわりと最大の見所。そこを追えばまあまあ面白い。
ハチマキに対して、横にいる女の思想行動が浅すぎ。サブキャラと比べても、一番主張がふわっとしている。その主張の解釈も、最終主人公がする始末。キャラとして未成熟すぎて作品から浮いていた。
前後半で世界設定からの問題意識が別方向になったり、最後の緊張展開の収束の仕方が拍子抜けだったりはあるけど、主人公の精神の至りが主軸だと考えると、あっていい良作ではあった。