エピソード10
第690話 工藤優作の未解決事件(コールド・ケース)(前編)

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あらすじ
蘭、園子、世良は工藤新一の父親で推理作家の工藤優作の話題を話しながら登校する。日本にいた頃、警察の捜査に協力していた優作が唯一サジを投げた奇妙な事件について話している時、蘭たちは路地の自販機前に座り込む高市勲(たかいちいさお)に気付く。高市は口から血を流して絶命していた。高市はアルコール依存症で、自販機には酒が入ったままの状態。肝硬変による静脈瘤破裂で吐血して他界した可能性が高かったが、世良は地面に書かれた「死」という血文字を見て、悪意を持った何者かによる犯行と推理する。この血文字は優作が諦めた10年前の事件の現場に残されたものと同じだった。
放課後、コナンが持っている新一用の携帯に蘭から10年前の事件と同じ状況の現場に遭遇したというメールが届く。蘭は当時の現場写真を探すため、世良、園子と一緒に工藤邸に行こうとしていた。コナンは世良に家の中を物色されると困ると考え、慌てて自宅へと向かう。この後、先回りしたコナンは家に来た蘭たちに10年前の写真を見せる。世良は今朝の血文字と酷似した写真を見て同一犯の犯行と推理。同じ殺人犯が再び現れたと考える。
コナンは10年前に優作が「死」という文字を書き残す殺人犯は金輪際出現しないと断言した事を思い出す。コナンは当時の事件の書類を確認する事に。当時、亡くなったのは保育園の園長で、警察は事故死と判断。園長は金魚鉢を持って転倒し、金魚鉢の破片が心臓を貫いて他界したと考えられていた。第一発見者はお寺の住職の1人息子だった園児の西村亮佑(にしむらりょうすけ)。書類にはドロップの菓子袋を持つ亮佑の写真も入っていた。
亮佑は公園でこっそり飼っていた犬を見に行く時に遺体を発見。亮佑は園長が息をしていないと気付いて公園の花を摘んでお供えしたという。コナンは今朝の現場の事を訊ね、蘭は遺体のそばに血まみれのタバコが落ちていた事を教える。この後、コナンと世良が事件について話していると、居候の昴も話に加わってくる。蘭は高木刑事に電話して今朝の事件の捜査状況を確認。10年前の事件も担当した目暮警部は今朝の事件を窃盗事件と判断したという。コナンは10年前に優作が殺人事件ではないと推理した理由を考えるが…。
hikarinokomama
RENA
blackmonkey
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えっちゃん
お家大好き
CaptainHook
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