エピソード16
第739話 小五郎はBARにいる(後編)

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あらすじ
バーテンダーの柚嬉から仕事中にポンという音がして、その直後に柚子の香りが漂うという奇妙な謎を解いて欲しいと依頼された小五郎。そして、小五郎が依頼を受けた後にバーで客の薄田が毒殺される事件が発生する。容疑者は薄田と一緒に飲んでいた会社の部下の実夏、初村、小暮の3人。小五郎はダーツの矢を持ってきた小暮とアイスピックで水割り用の氷を砕いていた実夏を怪しいと疑うが…。
鑑識の結果、ダーツの矢とアイスピックには毒物を塗られた痕跡がなく、血液反応も出なかったと明らかになる。実夏、初村、小暮は凶器や毒物を所持しておらず、目暮たちは凶器や毒物を見つけるため、店内をもう一度調べ直す事に。コナンはふと天井を見上げ、モールの切れ端が貼り付いている事に気付く。小五郎はテーブルの下を調べ、柚嬉は小五郎の靴底に付いたガムのようなモノに目を留める。
この後、コナンは天井のモールの切れ端の事を柚嬉に訊ねる。このモールは先週行われたパーティーで使ったもの。画鋲で留めたモールを外そうとして引っ張ったら千切れてしまったという。柚嬉は探偵のようなコナンに驚きつつ、下には注意が足りないと言って、小五郎の靴底に付いたガムの事を教える。少し前に遺体のそばで屈んだ時は付いていなかったらしく、それを聞いたコナンはこのガムのようなモノが事件の証拠品だと気付く。
高木刑事はコナンに言われ、小五郎の靴底に付いたモノを取る。それはガムではなく粘土だった。粘土には逆向きのアルファベットで「EPDH」と型取りされていて、コナンは元の文字は合成樹脂を意味するHDPEだと気付く。型取りされた文字の上には突起状の盛り上がりがあり、コナンは何の底に粘土を付けていたか目星をつける。この後、コナンは柚嬉の何気ない一言から犯人が薄田を殺害したトリックを見破る。凶器は消えたのではなく、犯人があるモノを利用して大人たちの視界から外したのだ。コナンは小五郎に麻酔銃を発射し、眠りの小五郎の推理ショーが始まる…。
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