2022年フジテレビ。高橋留美子先生は昭和を代表するヒットメーカー。手塚治虫以下偉大な漫画家は数多いが彼女ほどヒット率の高い漫画家はいないだろう。その中でもうる星やつらは高橋さんのエッセンスとも言える作品で、連載されていた1978年～87年、昭和元禄とも言われていたのんびりした時代を写しだしていた。
同じ時代にアニメ作品としてもヒットした本作を令和の今日リメイクするという。しかも設定は昭和。黒電話とちゃぶ台のある家、内弁慶の父親と少し抜けた母親、のんびりした学園生活、すべてが今から見るとノスタルジーの世界だ。この世界観でリメイクする意図は？若い人にはどう受け取られる？作品はともかく、世の受けとめの今後に関心がある。採点は後日。
