このレビューはネタバレを含みます
9話くらいまではとても面白かったのに緑髪のオタク女に人気がありそうな痛い敵が出てきてからとんでもなくつまらなくなった。緑髪の男が主人公のライバルポジションとして存在するのだけれど、この敵の思想とか背負っているもの抱えてるものが主人公に対して軽すぎる。中身が薄すぎる敵っていうのはどうにも好きになれない。結局何がしたかったのか。だからなんなんだ?と言わざるを得ない。ライバルとして役不足すぎる。アニメしか見ていないのでもし原作があってそれを読めばこの男を理解できるのだろうか?
このキャラクターがこの作品の全てを台無しにしたと思います。ちょっと気が狂ってて口が悪くて声が掠れてるような声優使えば人気が出るみたいな風潮は本当にしょうもない。今までそんなに沢山のアニメや作品を見てきたわけではないが、他作品で相当見てきたようなありきたりの薄いキャラです。もっと中身のある敵キャラにして欲しかった。
主人公の明るさに始めは癒されたけど後半の、自分の命に関わるところでの生への執着がなさすぎて、10代であの境地に至るか?という疑問もあるし黒髪の女の子が自分の命に悩み、もがいているのに余裕綽々というか黒髪の子の気持ちを汲まない姿勢には疑問を抱いた。
し、最後に主人公が実弾を撃った後に発狂するが、発狂するのであれば敵は死んだのかと思いきや普通に生きているし。色々と???だった。
最初は面白かった。中盤後半から面白くなかった。
このアニメを他人に説明するとしたら、命が20歳までしか持たない主人公が、慕っていた命の恩人に裏切られ寿命を2ヶ月にされて、最後は新しい命を手に入れて結局長生きする。そういう話です。最強主人公系アニメです。
あとロボ太って名前のインセクター羽蛾みたいなキャラが出てくるんだけど結局顔出ないんかいと思った。
可愛い女の子達がきゃっきゃしてるところや少し百合っぽいところについては可愛かった。黒髪の子が少しずつ変わっていくところもうまく描かれていたと思う。