このレビューはネタバレを含みます
クローンウォーズ後半ではオーダー66がパルパティーンによっていかに周到に準備されていたかが描かれています。
さらにパルパティーンの老獪さ、そして自らライトセーバーを握り、ヨーダばりの剣戟を披露するシーンもあります。そりゃ誰も勝てんわと納得しました。
またスターウォーズシリーズの根幹と言っても過言ではない、アナキンとオビワンのキャラクターも深掘りされています。
実写映画ではわかりづらいですが、アナキンの根幹にあるのは深い愛です。自身の愛も深く、相手にも同じ愛を求める。故に不安定。ジェダイはアナキンのトラウマである両親の喪失をケアできず、パルパティーンはそこを利用した。
オビワンはアナキンの親代わりをするのには若すぎた。彼自身もまだ成長の途中だった。オビワンはアナキンの兄弟であり、友人だった。ジェダイ評議会はそこに気づけなかった。
ダースベイダーを生んだのは評議会であるど言えるし、パルパティーンの策略にまんまとハマったと言える。
とはいえクローンウォーズでは評議会のメンバーたちの個性も描かれています。のちの結果がわかっているだけに、より悲しい気持ちになります。