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機動戦士ガンダム 水星の魔女のhuttenのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年製作のアニメ)
3.1
最近のガンダムの傾向としてユニコーンを引きずり過ぎだと思う。
澤野ライクな壮大な音楽とハッキングはまさにユニコーンのそれでしかない。
これらを用いる利点としてなんとなく凄さを出せること、音楽をチャカチャカ入れて感動できるシーンぽくできること等か。
同じようなMSの戦闘シーンをコピペして壮大な音楽を流す。うんざりです。

モブMSの進歩ははっきり言ってジェガンで止まっており、その後のアイディアの乏しさは日を見るより明らかであろう(この作品で出てきたガンダム以外のMSの名前を一つも思い出せない)。

女性の描き方についても疑問、というか描けていない。ゆるい百合に逃げて本質を描けていない。葛藤とか欲望とかぐちゃぐちゃな感情が発露するのが”ガンダム”なのにはっきり言って逃げたようにしか見えない。LGBT団体とかが怖いのか?

まあそういうの表現するのは怖いよね、富野監督はそれで黒になったし。
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