指の小指

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールの指の小指のレビュー・感想・評価

4.0
衝撃の“フレッシュトマトハエ叩き”が起きたプラントクエタ襲撃事件から2週間後。世間的には事故で済まされ、更に学園にはシャディクの手回しでソフィとノレアが転入。

それぞれの思惑がある中でミオリネはプロスペラと、シャディクはペイル社と協力し総裁選へ。加えてミオリネはグエルとも取引し、結果的にスレッタは全てを失うことに。

これまでのほのぼのムードから一転、ある意味ガンダムらしい戦争の悲惨さを描く展開に。登場人物達が抱える葛藤も重めで、途中はなかなか見てるのがしんどかった😓

だからこそスレッタが初めてプロスペラに真っ向から立ち向かい、自らの意思でエリクトも母親も“進んでニつ”を守り抜く最終回の流れは既定路線ながら良かったです。エラン(4号😭)、ノレア、ソフィの登場もグッときた。

終盤はMS戦ではなく名物コロニーレーザー的なILTSやクワイエット・ゼロとの戦闘になったのは残念ポイントかな。

ニカ、チュチュ、シャディク、ラウダ、ペトラ、グエル、エラン(オリジナル)、セセリア、そしてスレッタとミオリネらのその後を伝えるエピローグは余韻の残る幕引きでした。
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