冴えないブタ野郎

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールの冴えないブタ野郎のレビュー・感想・評価

4.0
良くも悪くも「令和」のガンダムだった。

百合、BL、NTR、戦争と言う程でもない規模の戦い、キャラが死亡するのは最少数に留まり、ガンダム定番の大量破壊兵器が出てきても大量に死者が出る事は無く、敵対者と和解しこれ以上無いハッピーエンド。

この令和感が、これからもガンダムというコンテンツを続けていくための新規ファン獲得のためのポジティブなモノなら良いが、時代の流れに流されただけのネガティブなモノならちょっと心配。

過去のガンダム作品を感じる部分も沢山あったものの、ガンダムらしさが物足りない印象が強かった。

話数も足りてなかった。
主要キャラみたいに居るけどモブ程度の役割しか果たしてないキャラがいっぱい居るし、回収しきれてない話や設定がいっぱいあった。
やっぱりガンダムは40〜50話くらいあった方がいい。