エピソード16
妖馬みどろ

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あらすじ
愛馬みどろの優秀な働きで侍大将に手が届きそうな時野景行は、すべての武功が愛馬のおかげとは思わず、慢心していた。そしてみどろの動きが鈍いのは子馬が付いて回るせいだと言って、みどろから子馬を奪い、売り飛ばしてしまう。その子馬を買ったのがどろろと百鬼丸だった。みどろは我が子を失って心が壊れてしまう。凶暴な暴れ馬となったみどろに死霊が取り憑き、町を炎上させ景行も殺される。魔物となり果てたみどろ。それでも子馬は母親を慕っていた。その気持ちはじゅうぶんにわかっていながら、百鬼丸の剣は妖馬みどろを倒すのだった--。