念願のアニメ化というのもあるでしょうか、一番の見どころは3Dでのアニメの付け方の進化でしょう。頭身のそれなりにある、可愛さ重視のキャラアニメは3Dではどうしても違和感があり、手描きの柔軟さや表現には遠く及ばなかったですが、ここまでできるようなったかという感じでした。当然レタッチが行われているのでしょうが、スタジオや業界に着実にノウハウが積みあがっていることがわかるのは心強いものがあります。2Dの性格を引き継いだ、アメリカや中国とは異なる3Dアニメの方向性が確立できることが示せるようになればと思います。