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ONI ~ 神々山のおなりのtakaのレビュー・感想・評価

ONI ~ 神々山のおなり(2022年製作のアニメ)
5.0
妖怪たちの心温まるドラマと思いきや、凄く深いメッセージが込められた一作だった。「ONI」という畏怖の存在に様々なテーマが込められていて、この名前の真実に気づいた瞬間ハッと考えさせられるものがあった。

押し付けがましくなく、そっとそばに寄り添ってくれるような感覚で心に染み渡る。

今までの日本のCGアニメは良くも悪くもアメリカの模倣が多くてハマってない印象があったけど、今作は日本人の感性をしっかりと映像に落とし込んで作られていて全く違和感もなく素晴らしかった。

登場キャラも皆んな良い。なりどんも良いし、カッパやカルビンもとても素敵だった!

クレジットで「おなりの子守唄」著者 堤江実に捧ぐ。と書かれていて、原作あるんだ?と思って調べたら監督のお母さんで、もしかしてお母さんの子守唄を息子が映像化したの?!と想像したら涙腺崩壊した。
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