抹茶マラカス

サイバーパンク エッジランナーズの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

5.0
とにかく何故だろうか、再生する手が止まらなかったし時間が過ぎるのがあっという間の作品でした。
そもそも今石監督やtrigger作品が大好きな私にとっては、吉成さんがキャラデザと総作監の時点でクソ豪華、大塚さんと宇佐さんが脚本に入ってて、あれ宇佐さんってプロデューサーじゃなくて脚本なんだ、と思った程度でまあそりゃ外さんわな、と。雨宮監督が入った話数とかもあり、triggerの気合を感じます。実際、まさかの2部構成はグレンラガンを感じさせつつ、OPのフリクリ感、trigger(というかガイナ?)の積んできた歴史で殴ってる感じがしました。
ブレードランナー以降の、暗くてオリエンタリズムを含んだ近未来感は、むしろレトロフューチャーとすら思える安心感で、ゲーム実況動画を少し拝見したが非常に再現度が高い。こんな世界が治安が良いわけないので、描かれる血みどろディストピアは大好物な上に、常に死が隣で笑っている緊張感がたまりません。
少なくとも、私はレベッカの銃やピラルのガジェットとかを装着してゲームを遊んだらどんなに楽しいだろうと夢想する程度には楽しめました、すなわちサイコー!