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ダンジョン飯 第1期のj3livingのネタバレレビュー・内容・結末

ダンジョン飯 第1期(2024年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ダンジョンの中の魔物を美味しく調理して食べようじゃないか、というアニメ。

確かに始まって2ヶ月くらいはそうだったけど、即席パーティの目的であったファリンの救出後から、かなり雲行き悪くなってきた。
せっかく見つけて再生したファリン、また奪われちゃった!そして!え?何?キメラ!?
飯とか食ってる場合じゃねえ!と。
とは言え人間食わなきゃ生きていけないし、ダンジョンの深層からの脱出など不可能、という事で、2クール目もやはりセンシは美味しいものを作ってくれる。
腹と心が満たされれば、回復魔法を教えたり習得する多少の余裕も出てくる。狂乱の魔術師に対抗できるかもしれない。
さあ展開してきたよお!

なんか、ファリンの再生→再奪取からのキメラ化とかカブルー、シュロー一派とのぎこちない邂逅とかシリーズの中でも非常に気持ち悪い物だったけど、それらを経ることでよりパーティの安心感が増して、話が面白くなったという実感はある。
重い話や険悪なムードになる話があるからこそ、シェイプシフター回やチェンジリング回でより笑える。スパイスやほんのちょっとの苦味が全体の旨さを引き立てるような。
あとマルシル超かわいくなっていく。ケモナー枠でイヅツミも!

シリーズ終盤でのエピソードでどんな状況でも「食べることの重要さ」を再確認させられた。食べること=生きること。飯という言葉には意外な重みが含まれていた。

Netflixで最初から多言語で配信されていたこともあり、今作はリアルタイムで海外での評価の高さが伝わってきた。
この調子で(いや、いつになるかわからんけど)2期にも期待。
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