『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』が配信されているサービスは見つかりませんでした
イギリス統治領からの独立を間近に控えた1960年代初頭のケニア。 イギリスの野生動物保護官の娘ジャッキーは、母親を亡くしたブッシュベイビーの赤ん坊をマーフィと名付け育てることになります。やがて家族でイギリスに戻ることに決まったので、すっかりなついたマーフィを輸出許可を得てイギリスへ連れて行くことにしました。ところが、モンバサで船に乗ったところで許可証を紛失していることに気付き、ジャッキーはマーフィを故郷の自然に帰そうと決意し、一人船を降りるのでした…。
ジャッキーは野生動物保護官の父・アーサーの仕事でアフリカのケニアで暮らしている。ある日、アーサーと兄・アンドルーは、密猟者がサイを撃つ銃声を聞く…。
ブッシュベイビーの赤ちゃんに「マーフィ」と名前をつけて可愛がるが、赤ちゃんは全くミルクを飲まない。誰もミルクの飲ませ方がわからない中、テンボからブッシュベイビーはお母さんに抱きついてミルクを飲むと教わる…。
同級生のミッキーは、ジャッキーの気を引こうとブッシュベイビーが死んだ代わりにとヘビを学校へ持ってくるが、そのヘビが逃げ出して大騒動になってしまう。足をケガしているサイを捜していたアーサーたちは、檻へ追いこむことに成功するが…。
すっかり元気になったマーフィ。もっとミルクをあげるためにジャッキーは、哺乳ビンを捜す。せっかく見つけた哺乳ビンだったが、人間の哺乳ビンはマーフィには大きすぎた…。
密猟者に追われて手負いになった象が、村で暴れていると聞いたアーサーは見つけ次第象を殺すしかないと言うが、ジャッキーは殺さないようお願いをするのだった…。
ケイトの父親の葬儀が行われた。ジャッキーはケイトの父親が亡くなったので、親友のケイトがイギリスに帰ってしまうのではないかと気がかりで、マーフィの様子がおかしいことにも気づかなかった…。
ミルクを飲もうとしないマーフィ。心配したジャッキーはハンナにマーフィの診察を頼む。ミルクと違い匂いのない砂糖水であれば飲むのではないかと提案をされる…。
ジャッキーはマーフィを連れて愛馬マンダリンに乗っていた時、見たことのある飛行機が飛んでいるのを見つける。考古学者のクランクショウ博士が乗る飛行機だった…。
夜行性のため夜に活動が活発になるマーフィ。閉め忘れた窓から、外に出てしまった。翌朝、マーフィがいないことに気づいたジャッキーは、必死で探すのだった…。
修理屋ダンがアーサーからの依頼でローズ家を訪れた。その時ジャッキーは、野生保護区の外れのサバンナでダンの車を見たと話すが、ダンは必死で否定するのだった…。
象を殺した犯人として、ジャッキーはダンが怪しいと思い、アーサーに相談をするが、「証拠も無いのに人を疑うな」と逆に怒られてしまう。ジャッキー、ケイト、ミッキーで真相を探るため探偵団を結成した…。
探偵団はダンのことを調べるために、修理を装いダンをミッキーの家に呼び出すことにする。しかし、車で追いかけることを考えると、車の運転ができるヘンリーに一緒に仲間になってもらう必要があった…。
ダンを怪しいと感じていたヘンリーは、ジャッキー達の頼みに探偵団に加入することになった。しかし加入の条件は、子供だけで行動はせずに必ず4人で行動することだった…。
警察は密猟者がアーサーの行動を事前に知っていたことに注目し、保護官の無線の盗聴を疑う。アンドルーは、ダンが大きな無線機を持っているとアーサーに話す。ダンの事を信頼していたアーサーだったが…。
探偵団は、サバンナを車で走るが、密猟者を見つけることができなかった。あきらめて帰る途中に、大きなバオバブの木を見つける。木の中は大きな空洞だった…。
ジャッキーは昨日落としたコンパスを捜すため、一人でバオバブの木へ出かける。途中でクランクショウ博士に出会いますが、バオバブの木の空洞を密猟者が使っているかもしれないと話す…。
ジャッキーは密猟団に見つかり、バオバブの木へ連れ戻されてしまった。ジャッキーが象牙の事を知っているのに、ダンはジャッキーを逃がそうとした…。
ジャッキーは、マーフィを連れて、モーリスさんの店へハッカアメを買いに行く。ところが、マーフィは飛び回り店の売り物をメチャメチャにしてしまう…。
アーサーは、野生動物保護局に呼ばれ、ナイロビへ向かうことに。今回の密猟事件を重くみた野生動物保護局はアーサーを辞めさせられるのではないかと噂がたつ…。
イギリスへ帰国することが決まった。一家はアフリカを離れる記念にキリマンジャロへ登ることにする。明日の登山に向けてジャッキーは買い物をしていると、密猟者たちを見つける…。
イギリスへ帰国する日が近づいた。ナイロビの駅には、ケイトの家族やハンナたちが見送りに来てくれていた。列車は動き出しながら、ジャッキーたちはみんなに別れを告げるのだった…。
停車したモンバサの駅で、国外追放処分を受けたダンと出会う。ダンはアーサーに密猟に関する重大なことを話す…。
国外持出許可証が無くなってしまった。悩んだジャッキーは、マーフィをモンバサで手放すことを決心する。ジャッキーは公園でマーフィを放すが、そこで密猟者に追われるテンボに出会う…。
船に乗り遅れてしまったジャッキー。このことを知らせるために船に電報を打とうと郵便局へ向かうが、閉まっていた。それに街は密猟者がいるので、ジャッキーとテンボは近くのヴィビンゴーにある別荘へ向かう…。
ヴィビンゴーの別荘で一夜を明かすが、アイアランド少佐が2~3週間留守だとわかった。村に向かったが、テンボがジャッキーを誘拐した犯人として指名手配されていることを知る…。
ジャッキーとテンボと一緒に行くことになったミッキー。翌朝、マーフィの姿が見えない。どんなに捜しても見当たらなかったが、テンボが吹くハーモニカの音を聞いてマーフィが戻ってきた…。
カヌーで川を進むジャッキーたち。密猟者たちはテンボを追って、ヴィビンゴーの別荘に来ていた。アーサーたちも、目撃惰報からヴィビンゴーに向かう…。
野生の象は危険なので密林に上陸したジャッキーたちは、木の上に登り、象が去るのを待つ。ジャッキーと一緒にいるのはテンボではないかと考えたアーサーは、二人が密猟者に追われているのではないかと考える…。
ジャッキーは、マーフィが自分でエサを捕るためにどうしたら良いか考える。カマキリが羽を広げただけでマーフィは逃げてしまうのだった…。
ジャッキーたちは、サバンナを歩き続ける。その頃、ベニーはモンバサの警察署で、ミッキーの母親のメアリーと出会う。メアリーはミッキーのことを心配しているが、ベニーはジャッキーとテンボが一緒なら誘拐ではないと説明する…。
目的地のヌディが近くなってきた。休憩中にミッキーは、逃げ出したマーフィを追い、ワランガ族の男にバッタリと出会う。ワランガ族の男は思わず矢を放ってしまう。ミッキーの腕を矢がかすめ、ミッキーは溝に落ちて足を痛めてしまった…。
密猟者マイケルへ偽の輸出証明書を渡すことをテンボは拒否する。その翌日、テンボは飛行機でジャッキーたちを探していたクランクショウ博士と合流していた…。
クランクショウ博士の飛行機は二人乗りのため、まずは足を痛めたミッキーが病院へ運ばれることになった。ジャッキーとテンボの元へ、サバンナに燃え広がる野火が広がりはじめていた…。
ジャッキーとテンボは子象に助けられ、火の届かない丘の岩場へたどり着くことができた。テンボは無人の小屋を見つけ、そこで休むことにした。翌朝、目覚めたジャッキーの目の前には、マサイ族の男が立っていた…。
マサイ族の男は小屋の持ち主で、アトマニという名前だった。アトマニに事情を話し、ヌディへ向かうためテンボはすぐに出発しようとするが、疲労によりジャッキーが熱を出してしまう…。
テンボとアトマニが小屋へ戻ると、豹は逃げ出した。しかし、豹によってアトマニの家畜が殺されていた。テンボに豹狩りの協力を頼む…。
雨季の大雨が降り始めた。テンボは足を痛めたので、思うように歩くことができない。そこで洪水を利用して、舟で鉄道線路へ出る方法を思いつく…。
ようやくヌディ駅へ到着するが、そこにいたのは密猟者のマイケルだった。テンボはマイケルに殺されそうになるが、マーフィと駅長のギデオンに助けられる…。
決壊箇所の向こう岸にいたのはアーサーとアンドルーだった。二人にもうすぐ列車が来るが決壊しているので危険だということを知らせるため、マーフィに手紙を結び付け、給水パイプを伝って向こう岸へ行かせる…。
マーフィは両岸をつなぐ釣り糸をアーサーに届けた。ジャッキーたちは釣り糸に発煙筒を結び合図を送る。ところが、パイプの継ぎ目に発煙筒が引っ掛かってしまった…。
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