やけに評価が低くて驚きました。コミック読者ですが 尊重された脚本となっており、大事なポイントは抑えられていて自然な展開でした。
最も指摘されている絵は、確かに第1話でキャラの顔に違和感があり、なぜかブロドの目の傷が小さかったり、ヒールで出血した血が消えるなどありましたが、数話以降はそこまで気にならなくなりました。
原作で不自然に突然撃たれたシーンも、ナチュラルにアレンジされてましたし、物体Xなど特徴的なデフォルメも表現されていて、ヒロイン達も可愛いかったです。絵のレベルがそこまで高くはありませんが、全体的なクオリティーとしては悪くなく観れるレベルです。
同じ読者でも、逆に超低評価の方がいることも驚きです。気になる方はコミックを読んでみると分かりやすいと思います。
余談ですが『夢見る男子は現実主義者』という同じ なろう人気作のアニメも現在放送中ですが、こちらは逆に原作の展開とはあまりに異なったため個人的に厳しいレビューとなり、総合評価も今作より若干高いぐらいの低評価です。
そしてこの2作品の共通点は、珍しい事に同じAbema限定配信であるということです。制作会社やスタッフは別のようですが、絵のテイストがどこか似ています。
またトータルが低評価である他の共通理由を考えると、両方ともPrime見放題ではないのにチェックしている期待値の高いファンのため、よりその落差が影響しているのかもしれません。
追記 10/6(金)
最終話まで鑑賞。後半ラスト12話は詰め込んだような急ぎ足の展開になりましたね。しかし声は変わらずキャラ全員 イメージどおりで良かったです。作品は低評価となったため 残念ながらシーズン2はないでしょうが、原作はまだまだ長く、コミカライズはまだ半分にも満たないため、これからはそちらを楽しんでいければと思います。ありがとうございました。
