ひいろ

Buddy Daddiesのひいろのネタバレレビュー・内容・結末

Buddy Daddies(2023年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

今期1番よかった!
最初設定聞いた時はSPY×FAMILYの柳の下のドジョウ?と思ったけど、こっちの方が断然好きだった。

ミリはリアルな子供らしくウザいと思うところもあるけど、回を重ねる毎にこっちも親のような気持ちになって幸せになってほしいと思えた。
健気さ、天真爛漫さ、おバカさ、絶妙なバランスで、表情や声優も含め魅力的なキャラだった。

子育てパート、ミリの父親を殺めたことや母親とのこと、カズキの過去やレイの家のこと、ご都合主義的な部分はあったかもしれないがそれぞれしっかり向き合えていたのも良かった。

"最期の言葉"にこだわる殺し屋が、自分の最期の言葉を遺せずに逝くシーンも印象的だった。

父親が2人いることに対して周りが、同性愛者なのかとか母親について聞いたりどちらと血が繋がってるのかとか詮索せず受け入れていて、これこそが多様性社会の目指すところだと思うし、それを反社を使って描いたところが皮肉が効いてていいなと思った。

EDのミリファッションショーも可愛い。

ラストシーンを見ればこの十余年で3人が家族として共に成長してきたのが分かる綺麗なハッピーエンドで後味も良かった。

作画もずっと綺麗で声優もよかった!
ひいろ

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