彼なりの背伸びのようであり、表舞台(そんな大層な意味合いではないけど)から退いた視点。
言動も含めてこのへんの描きがよしなに青臭くて同時にノスタルジー。
自分の意見をしっかり持ちながらも正解不正解に揺れるさまが実に好きな肌合い。
気付けば各話のぶつ切りっぷりも楽しみになっていたくらい。
一つ、この作品の切り口に押してダメなら引いてみろって表現は使いたくないなと。
そういう駆け引きの外にあったから踏み出しても縮まらない距離がどうしようもなく焦れったく愛おしいんじゃん!って。
そして忘れちゃならないED、こんなにギュッと抱きしめたくなるキャラソンも早々ないよ!