良い作品だったけど、好きかと言われると否。
なので、続編も見ないかもしれない。
なぜ好きではないのか。
1話目でフリーレンがヒンメルの死に際して号泣し、そこから人間を知ろうと思うと言ったシーンが腑に落ちなかったからだ。
この話を知人にしたところ、「よく分からないけど涙が出てきて、あれなんでだろう?人間知ってみようかなってなったんじゃない?」と言われたが、それでも判然としない。
上記に加え、作者的には、これまでの旅にヒンメルからの愛情が散りばめられていて、その愛情がフリーレンのなかで募った結果、お葬式の涙に繋がったということなのだろうけど。
いや、だったら、もっと早くから気づいてても可笑しくないよね?となるし、周りは明らかに気づいてる風だったから「フリーレン、ヒンメルはあっという間に死んじゃうよ!」って言ってあげないのも変だし、そもそもヒンメルの死に打ちひしがれてそこから人間を知ろうの式が成り立ってるようで成り立っていない。
ヒンメルは人間ではあるが、フリーレンが気にかけたほぼ唯一の人間(師匠を除けば)だ。
だから、人間を知ったところで、ヒンメルを知れると思えない……。
あと、弟子のフェルンや誰やらのセリフがヒンメルと被りすぎ笑
そんなに被るわけあるかい笑
そういうわけで、1話目から穿った見方をしてしまったため、あまり高評価にはできなかった。
だが、人の温かさを知る良い作品ではある。