超電磁マシーン ボルテスVの3の情報・感想・評価

エピソード03
墓標が教えた作戦
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あらすじ
戦いの最中、健一と対立する一平の隠された過去とは何か?獣士ボンザルスの速戦速攻にビッグファルコンは大損害を受けてしまった。二人の母がチーム分裂を救う。
コメント4件
おはうち

おはうち

母の墓を起点にドラマを最後まで転がしていくのが上手い。特に戦闘中で意識を失いかけた健一が母の墓の存在をバネに反撃する瞬間がなかなかで、母親の顔を回想するのではくて“墓”で驚く。健一と一平が仲違いした原因の同士討ちを再演しての反撃で友情が結実している。総じて上手い。 敵のペラペラ喋る怪獣(たてかべ和也)がコンクリート(何でそんな攻撃を)まみれになって、敵幹部のジャンギャルの撤退を指示する場面の剣幕さは、敵サイドを能無しにしない意志を感じる良い場面だった。 一平と健一が殴り合いをする時に母親の墓を同一カットに仕込んだレイアウトを心掛けており、母親がいつでも息子を見ているような感触を徹底していたな。
無味

無味

•🐝ロボかっこいい •めぐみママみ… •墓なんかデカない?
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

超電磁マシーン ボルテスV. 3話 墓標が教えた作戦. いやちょっと面白すぎる。前回戦死した母親を巡って生じる感情的な対立から、それを乗り越えて協力する美しい流れ。ここに空中戦で同士討ちになったりミサイルを跳ね返すなど3次元的な攻防の富野演出がバッチリ合わさって、ちょっと信じられないくらい面白い。 あと冒頭のボアザン側の描写も面白いね。短いやり取りの中で、ボアザンは地球人を見下しつつもかねてより研究をしてきたこと、それで行けると踏んだ攻撃がボルテスによる想定外の反撃でプライドを傷つけられたことなどがうかがえる。一番根性を見せたのが女のカザリーンというのも良い。 5人が喧嘩するとき、ムチとか手裏剣とか、それぞれの得意分野を使うのがまた面白い点で。ただ言い争いをするだけではつまらないところ、アクションを加えることでキャラが立つし、視覚的にも対立がわかりやすい。ここでも飛んだり跳ねたりに加えて奥行きのある動きをするのが富野演出っぽくて面白い。
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TsutomuZ

TsutomuZ

ちょいBL