来夢

東のエデンの来夢のレビュー・感想・評価

東のエデン(2009年製作のアニメ)
4.0
攻殻機動隊SACの神山健治監督作品。
いわゆるデスゲーム系の話で、もうそんなのは漫画にアニメに実写映画に小説に五万とあるのだけれど、それでも面白い東のエデン。バカみたいに殺し合うんじゃなくて、政治的、時事的なのがやっぱり知的で、自分だったら100億円でどう世界を変えられるかって考えられるのも参加的要素になって面白いよね。国が動かすお金としては物凄い大きい金額ってわけじゃないけれど、個人が持つには大きすぎるくらいの金額ってのがいいんだろうな。羽海野チカの描くキャラクターも可愛らしさの中に少し繊細さと陰があって魅力的。そしてエンディングのSchool Food Punishment。個人的にはインディーズ時代の楽曲のほうが好きだけれども、それでもやっぱかっこよくてテンションあがるね。
物語はテレビ版で一応綺麗に完結はしているけれども、謎だらけで終わるので劇場版に続く。
ボーン・アイデンティティーやゾンビなど映画のオマージュが多いので映画好きなら探してみてね。
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