しろみさかな

PLUTOのしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

PLUTO(2023年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

見てよかったです。1話あたり1時間くらいあってめちゃくちゃ長かったけど!長いからこそしっかり濃密に描かれていたので満足感が半端ないです。
原作の手塚治虫先生はやっぱ、すごいな…って思いました。今まさにAIが進化していて、人間の仕事が無くなると言われていたり…AIが文章作ってくれたり、絵も描いてくれるし。サイバー攻撃が戦争の武器になっていたり。身近なところでいうと、ご飯をロボットが配膳してくれたり。自動運転があったり。未来は手塚先生が描いたみたいに、ロボットが人格を持って家族を作ったりしそうです。震えたのが、作中でロボットが言っていたセリフ。人間は滅びるけど、ロボットは生き続けられるから…と。確かにそうかもしれません。未来は、人間は有限の命だから、価値が低くなってロボット達に抑圧されるかもしれませんね。
そんな中でも、人類を救う為に命懸けで戦うアトムにとても胸が熱くなりました。共存を選んだアトムが勝った世界。ラストシーンはとても美しかったです。
わたしは最初の方のピアノを弾くロボットのターンと、エプシロンのターンでぽろぽろ涙が出ました。どのストーリーもとても感動的。どれもカットはできないくらい重要なストーリーでした。
アトム世代の人も、若い人も、楽しめる作品だと思います。SF好きなわたしにはとても楽しめました。是非。
余談、わたしはなかなか恋愛がうまくいかないのですが(笑)わたしに合う人っているのかなぁーと思う日々。もはやAIで、わたしに合う完璧な人工彼氏が出来たらいいのになって思うのです(笑)あとはよく内臓の病気になるのですが、いっそのこと体をカスタマイズして半ロボットになりたいなぁ…と思います。そんな未来に期待。
しろみさかな

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