薬屋のひとりごとのワッガオーのレビュー・感想・評価

後宮薬学ミステリー。

中国っぽい架空の国の後宮という妖艶な舞台設定と、愛や嫉妬などの人間の欲から生じる大小の事件が絶妙に響き合っている。
毎回、白黒つけるではなくしっとりとした終わり方をするのも良い。
ミステリー感自体は弱めで、薬の知識も現代人からすればたいして難しくはないことのような気がするがその分見やすい。
専門用語的なものが初め若干分かりづらかった。