ジャパニメーションの最高峰。
四半世紀を経た今でも色褪せないSF描写、心理描写の融合。
実写、アニメ問わず後の作品に与えた影響は計り知れず、「エヴァっぽい」が批評の常套句な時代もあった。
2020年現在未だ完結を見ない新劇場版も、着地を放棄したこの作品があればこそ訴求力を持ち続けている。それは褒められることであろうか?との疑問には持ち役を愛し続けるキャスト陣の言葉が答えとなろう。
「アスカは私の娘ですから」と語る宮村優子女史の想いは往年のファンも同じなのである。
時系列を逆転させた2話、SF要素のない4話、王道の特訓&ラブコメの9話、それがさらに前進する15話、実は続きで映画的展開の17〜19話、破滅的な展開で観る者を離さないそれ以降。
いずれも他の作品が25年経っても超えられていない、珠玉のシャシンはこれからも輝き続けると思う。