ブギーポップは笑わない　Boogiepop Phantomの4の情報・感想・評価

　今回は現実と美少女ゲームの間で揺れる少年、菅沼洋次の物語。……といってもドラマというより、ただただ彼が狂っていく内容なのです。 　家に速攻で帰って、ひたすら美少女ゲームに耽溺する菅沼少年には、当然のように友達がいない様子です。しかも父親が「子供は親のもの」と言い切るくらい傲慢な人で、とにかく彼が不運な状況にいることは間違いないです。 　「そりゃそんなとこで育てられたら、変な人間ができるよな」と、同情すらしてしまいますが、彼が不気味でひたすら根暗なのには変わりません。しかも彼はバイトで後輩の姿を、ニヤニヤしながら堪能しているのです。 　もっとヤバイのはそこからで、彼は現実とゲームとの区別が付かなくなっていきます。やがて最後には自我すら消えてしまったようすで、もうその姿はバケモノそのものでした。 　今作の世界観のせいか、そこに悲しみは感じず、ひたすら不気味さだけを残しています。そこが僕はすごいと思います。だってせっかくこの世に産まれたのに、菅沼少年は誰にも恵まれず、狂人にされてしまうのですから。本当は悲しくて仕方ないことのはずです。 　ひたすら不気味な回なのに、妙に長く語ってしまいました。もしかしたら、なんか今話に思い入れのようなものがあるのかも……？　言っておきますが僕は純情です。

アロマせいなのか？元々ヤバいのか…？ シナモン≠スレイブ可哀想… そもそも親父が毒だったわ ピグマリオンパソコンゲームか現実か分からなくなってくるのこっちまでアタオカになりそう ポーン てかまたお前かい笑 このアニメ、羅生門スタイルというかパルプフィクション みたいで面白いなぁ

現時点で一番ヤバい。 内向的な学生が新種の薬か何かを吸って、バイト先の後輩をゲームのキャラと混同していく… 子供は親の所有物だと言ってる親の模倣の如く、その後輩を支配しようとしていく姿は嫌悪のみ。 壊れていくのもそうなんだけど、自分の闇から逃げてる奴には当然な末路だね…