このレビューはネタバレを含みます
9年間の集大成としてこれ以上ない終わり方
1期、2期、映画を彷彿とさせる描写も多く登場し一人一人を大切にする最終話のカットや演出にぐずぐずになるまで泣いた。
1話、12話、13話だけでも★★★★★こえる。
いかに制作陣がユーフォを大切にしてきたかわかる
ただ13話分でみたら、1期2期には劣ったとは思う。3期がよかった!ってなるのは、1期2期映画があったからだけであって、1期2期は独立した面白さやまとまりがあった。
3期はいらない描写もあった。
12話について拙い言葉で少し話したいけど、
今まで3期みてきた私達にとって辛い展開ながら3期みてきたからこそ納得させられる構成が斬新の域を超えて感服した。
奏の泣いてる姿が優子先輩ともあすか先輩に訴えかけてた久美子にも重なって、辛さが痛いほどわかるのと同時に今までの思い出が駆け巡ってどうしようもなくなった。
大吉山での会話も、ムチャチャ悔しい!も同じ。
元吹部として、一定の関わりがある人の音はわかるって思ってたから今回はっきり明言、描写があったのは麗奈だけだけど、目を開けて演奏を聴いてた奏も違いはわかってたろうし、秀一はわかったうえで久美子がいいと思って投票したと思う。
「実力で平等に決める」って言葉で言うのは簡単だけど実践するのは難しくて、それでもその約束を守った上で悔しいっていえる久美子がすごい好き
13話はいわずもがな最高だった
最後の最後に初めて聴かせてくれた自由曲がもう、もう凄まじすぎて、画面も音も暴力的で絶句
39話分の最終話という締め方で、全国金とった時はありえないくらい泣いた
教師になった久美子が塚本に貰ったピン大事にしててこっち推しの私発狂
最後の3秒なんなん?最高とかの次元じゃない
2024春クールはありえないくらい豊作だったけど、唯一リアルタイムでテレビでみてました
吹奏楽を追求した最高の作品でした