キャロルの終末のkanakooooのレビュー・感想・評価

「世界の終末」とか「平成最後」とか「コロナ禍」とか。
異常事態だから何か変わったことをしなきゃ！成し遂げなきゃ！という謎の集団圧力。
それについていけない人も一定数いる。

無理せずいつも通り、淡々と自分のやるべきことをやる。
「仕事」が拠り所になるときもある。
仲間や家族と名前を呼び合って共に過ごすことが何より幸せ。

穏やかなのにどことなく不穏さを感じるBGM、画面の構図など所々にお洒落さを感じた。

ひさびさに、人と語り合いたい良作アニメに出会えた。