全話観ました。
字幕版です。
マーベルの作品はいろいろ観ています。
モヤモヤもしましたが、トータルでは好きな作品です。
①『X-MEN』との距離感
好きです。
実写映画シリーズをいろいろ観ています。
1990年代に放送されていたアニメーションですが、シーズン1から5まで全話観ました。
Disney+で吹替版です。
ゆっくりと2、3年かけて観ました。
②1990年代のアニメーション・シリーズとの関係で気になったところ
ガイリックの外見です。
シーズン5最終話と本作とでは、デザインが異なりました。
前のシリーズにてガイリックのデザインが途中で変わったようです。
本作に出てくるガイリックは、変更前の外見に合わせているのかなと思います。
ガイリックのデザイン変更ですが、前のシリーズだけを観ている時は気がつきませんでした。
③本作の気になったところ
・タイム・トラベルへの疑問
タイム・トラベル自体は好きな展開です。
ただ、本作でのタイム・トラベルのルールがどのようなものなのかが気になりました。
過去を変えると、現在と未来も変わるのか。
過去を変えても分岐が生じるだけで、元の現在と未来には変化が生じないのか。
元のアニメーション・シリーズでは前者でしたが、MCUとの関係を考えると後者のルールはどうなるのかなと思いました。
また、赤ちゃんであるネイサンを未来に旅立たせる展開にも疑問点があります。
旅立たせる時点で「今生の別れ」感が出されていました。
モヤモヤしました。
治療が終わり次第、旅立った時間に戻ってくるという計画ではダメなのかなと思いました。
「旅立たせるが、戻ってこない
→悲しむスコットとマデリン」
といった流れの方が飲み込みやすかったです。
・ストームが復活するまでの流れ
能力を失うのは衝撃的でした。
ただ、復活までの流れには乗れなかったです。
結局は精神的な問題に帰結していて、あまり納得できなかったです。
気持ちで何とかなることだったんだなと。
拍子抜けでした。
・なかなか地球に戻らなかったプロフェッサー
いつ治ったのか分かりませんが、もっと早く地球に帰ってくればいいのにと思いました。
帰還はしないとしても、サイクロプスたちに定期的に連絡をすればいいのにと。
疑問に感じました。
・「To me, my X-MEN」という決め台詞
出てくる度に「my X-MEN」という表現が気になりました。
X-MENが特定のキャラクターの所有物として扱われているように感じました。
モヤモヤしました。
④本作の良かったところ
・能力描写
楽しかったです。
サイクロプスが地面に向かってビームを撃つシーンが好きです。
そうすることで移動したり、落下速度を遅くする姿が新鮮でした。
モーフも良かったです。
いろいろなキャラクターに変身するので、わくわくしました。
・アニメーションのタッチ
レトロな雰囲気が好きです。
また、戦闘シーンの派手さも印象的でした。
・音楽
OPでグッときました。
前のシリーズとのつながりを感じました。
本作のバージョンの方が好きです。
より勇ましくなっていたと思います。
・さまざまなマーベル・キャラクターたち
ミュータント以外の登場に盛り上がりました。
ドラマを観ていませんが、一番驚いたのはクローク&ダガーです。
ただ、世界観を広げようとする意図が露骨な気もしました。
楽しかったですが、乗りきれませんでした。
・重み
ミュータントと人間。
そこに生じる確執。
ジェノーシャでの惨劇に胸を締め付けられました。
ただ、「この問題が劇中で解決されることはないのかもしれない」とも思いました。
シリーズが続く限り、この問題も続くのかなと。
差別や偏見というものが根深い問題なので、仕方ないとも思いますが。
⑤途中で終わった件
苦手な終わり方なのですが、今回は気にならなかったです。
つづくことを淡々と受け入れました。
ある程度覚悟していたからかもしれません。
人気のヒーロー・チームなので、あっさり終わることはないだろうと思っていたところが大きいです。
⑥まとめ
モヤモヤもしましたが、トータルでは好きな作品です。
観て良かったです🙇♂️