かめ

凪のあすからのかめのレビュー・感想・評価

凪のあすから(2013年製作のアニメ)
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「凪のあすから」ってそういう意味か、凪のあすから……

二十五話でうろこ様が光におじょし様のことを語るとき、二人がいる櫓?とその櫓の背景の山も見えるぐらい引いた構図が印象的だった。手前に火の消えた松明があり、画面全体に影が落ちている。ゆっくり右から左に流れる。
同じ二十五話で、美海がおじょし様の墓場にとらわれるとき陸でうろこ様が「! この気配は」と言う。そのとき顔(表情)だけじゃなく杖まで映す構図だったのも印象に残った。なんとなく静けさがある。全体に月の光がかかっていて青っぽい画面、長い髪と杖にくくりつけられた青い紐が少し風に揺れている。

街の看板の記号のような文字のデザインも印象的だった。主人公たちが暮らす家のデザインも。なんとなく宇宙船や未来の建物のような雰囲気のだけど素材は木で作られている。色は白(木に白いペンキを塗っててところどころ剥がれた質感がある)と青がメイン。

一期の終盤まなかが私も(給食を)食べる!と言ったのに対し光が仕方ないなと受け入れたとき、ぽちゃんと水が落ちる音がして画面全体がキラキラの水色になった。
気持ちがついていかなかったけど「何?!」っていうのが残っている。
公式サイトにインタビューまとまってるみたいだから読み漁る、、
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