アウトブレイクカンパニー
5話まで視聴
漫画文化が相手を想い遣る気持ちに手を伸ばす。
そんな漫画の可能性を教えてくれる話
5話で切ってしまうのが非常に勿体無いと思う程に面白かった。絶対的に理解し得ない異文化同士、育ちも国の支配形態も違う者同士で、漫画ってツールを用いる事で心を通わせる可能性を模索する。その過程を見る事ができる。
このシーンが特に良かった。
【やっぱり亜人種は信用できない、とか?】
[俯くミュセル、、]
【そんなことは気にしておらぬわ。】
異世界の人種差別社会の頂点に立つ皇帝が、漫画文化に触れる事で人種という理由だけで差別する事の必要性を頭っから否定したシーン。
主従関係の先に相互理解がある事を漫画から学んだミュセルの想いが、しっかり皇帝に伝わった事が分かる感動のシーンだった。
この国の在り方はこうして変わっていくだろう。
人種ではなく、その人自身の在り方で人は区別されるべきであり、差別する事に意義はないと悟るようになるだろう。その発端にあるのが日本のオタク文化である事が嬉しい。
以下見てる時のメモ
兎にも角にも
ロリっ子とか
チラリズムとか、
BL好きお姉さんとか、
ケモ耳にハーフエルフとか、、、
作者さんの類稀なる尖った性癖が色濃くアニメにベタ塗りされてて本当に好き。
国益を追い求める的場さんの立ち回りも良い。異文化を受け入れる事がどれだけ危険なことか。異文化交流のデメリットを主張する上で非常に重要なキャラになっている。こう、ストーリーにハリが出てるのが良い。
後ね、とにかくネタパートが個人的にどハマり笑
あぁ、あれか。こうやって男1人vs女の子多数andおじばばの構図が成り立ってるアニメが俺は好きなんだなあと思い知らされる。
総評
3.8点
かなり好き。もっと見たいんだけど時間の関係上一旦ここで切る。
機会があったら絶対続き見る