つり球の5の情報・感想・評価

エピソード05
へこたれてジャーキング
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あらすじ
夏休み。自分のタックルを買いたいと思うユキは、ハル・夏樹と一緒に 釣り船での短期バイトをする事に。しかコミュニケーションの下手なユキは、 客と上手く接する事ができず、初日から失敗ばかりしてしまい・・・・・・。
コメント2件
まりん

まりん

このコメントはネタバレを含みます

本格的に釣りがスタートしたことで自分の釣竿が欲しくなってきたユキは、夏樹の後押しもあり釣り船でバイトをすることに。 夏樹ともすっかり打ち解け良い友達になったなと改めて実感。 自分がマイ釣竿を手に入れたときを懐かしむシーンや、ユキに釣具の話をしているとき夏樹の楽しそうな気持ちがすごく伝わってきた。 そしてまた船長がとんでもなく良い人で、ユキの失敗を優しくフォローしその場も丸く収め、落ち込むユキに対してもそっと寄り添うように言葉をかける。 海咲さんへの振る舞いからお調子者ポジションなのかと思いきやこの人格者っぷり。 こういう見かけによらない裏切りは大好き。 翌日なかなかバイトに現れないユキにドキドキしたけど、夏樹の信頼を寄せた一言には熱くなった。 ユニノットにしろキャスティング練習にしろ常に諦めずに自分から食らいついていったユキを今まで見てきた夏樹だからこそ言える言葉であり、見ている側にも響く言葉。 遅れてきた原因が網の修復作業ってところもまたユキらしくて良い。 眠る前に今日の出来事を振り返り反省点をきちんと改善しようと試みた結果だと分かる。 網を壊してお客さんの魚を逃してしまった初日、それを踏まえ直した網でシイラをすくうことに成功し船の上でも普通に立てるようになった2日目、自信がついて自分から動きインストの役目まで果たした3日目。 ハルとの出会いや夏樹の指導を通して、いろいろな壁にぶつかりながらも自分の力で奮起してきた1〜4話があったからこそ、船長の言葉通り本当に3日で海の男になれたユキに心を動かされた。 1話では人前に立つことすら困難だったユキがあんなに大きな声で挨拶をして笑顔も増えて…。 何より釣りのレベルが上がるのにつれてユキ自身も一歩ずつ成長している描写がすごくいい。 そんなユキとは対照的にぽつんと一人佇むアキラ。 ハルを監視しているようで釣りを通して江ノ島に馴染んでいるような感じだったけど、これから一波乱ありそうな予感。
Misaco

Misaco

宇宙人とかインド人とか出てきちゃうのに、とても等身大な高校生の成長や喜びが爽やかに描かれていて、釣りなんて全く興味ないのにいつまでも見ていたくなる。すごいなあ
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