原作は1935-Aまで読了。
本作が人生で唯一読んだ事のあるラノベ。
禁酒法時代という時代設定が大好きで、そこに酒を巡るドタバタ群像劇と聞いたら見ずにはいられない！
…という勢いで昔観たアニメです。
スナッチを意識してるという事でオマージュされたOPから映画ファンの心を掴む。
アニメなので本家よりカットの繋げ方が派手になってる。
1930年・不死の酒を巡る争奪戦
1931年・同時多発列車強盗
1932年・行方不明の兄の捜索
大きく分けてこれら3つの年代で起こる事件を大胆な時系列シャッフルを駆使して1つの作品にまとめ上げていて面白い。
2期が出る気配はないが、これで完成してると言っても良いぐらい綺麗に締まってるので悔いはない。
ただ原作の1932年のストーリーが個人的に好きだったのに対し、この年代パートが特に削られる要素が多く寂しくなってたのは残念ではある…
肝心の第一話がえげつないレベルで視聴者をふるいにかける高難易度の構成なので忍耐が求められるけれど、しっかり面白くなっていくので何とか観続けて欲しいところ。
