あんがすざろっく

映像研には手を出すな!のあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作のアニメ)
4.0
映画版、ドラマ版と見てきて、アニメ版にたどり着きました。
見る順番が正反対になっちゃったな。


パッと見、キャラクターデザインがあまり僕の好きな感じではなく。
実写版の金森氏(というより梅澤美波さん)が魅力的過ぎて、アニメ版のビジュアルが全然違ったので、これはきっと、梅澤さんのイメージは簡単には払拭できる気が…


できた〜‼️

払拭できた〜‼️‼️

第一声から払拭できた〜〜〜‼️‼️

あのテンション。あのトーンの低さ。
どこをどう切っても金森氏でした。
いや〜すんばらしい。
彼女が金儲けや経済の仕組み、価値観を見出した幼少期のエピソードも、とても深くて、切ない。

水崎氏は、アニメ版がめちゃくちゃカッコいい。タロース立ち上げのテンションが凄いです。
両親からタレントとしての将来を期待されていた彼女、だけど観察力がタレントとしてのそれとは、少し違っていました。
おばあちゃんとの日常、おばあちゃんの仕草、表現することへの探究心が、タレントの表現力とは方向性が異なっています。
このバックボーンも良くて、水崎氏はアニメ版の方が好きです(勿論、実写版の山下美月さんも良かったのですが)。

そして、アニメ版に一番期待していた浅草氏の声を当てた、伊藤沙莉さん。
やっぱりいい仕事してます。

映像研の3人組が、とにかく活き活きしています。
浅草氏の空想が暴走しまくっていて、途中から一進一退感が否めませんでしたけど😅。
でも楽しい作品でした。

大生徒会のさかき書記がむちゃくちゃカッコイイ。

オープニングもたまりません。
僕はヒップホップとかラップが大の苦手なんですけど、本作の「Easy Breezy」は癖になっちゃう。ずっと頭の中でループしてしまう。
DVDとか配信で見てると、オープニングとか毎回飛ばしがちでしたけど、本作はもうこのオープニングも飛ばせなかった。
これをひっくるめて、一本の作品になってます。



気合い、入ってます。
あんがすざろっく

あんがすざろっく