グランベルムの12の情報・感想・評価

エピソード12
マギアコナトス
拍手:8回
コメント1件
平田一

平田一

グランベルムという作品で一番好きな回ですね。 「マギアコナトスの加護」にすがっている水晶は千年の歳月でそれしかすがるものがない、捨てられた人形も同然で哀れです。 その中で魔術師になるつもりは無いことを、水晶へ突きつけていく満月に泣かされます。水晶とは反対に、満月という個人、かつては人形だった少女がその命を燃やし尽くし、たった一人の親友に道を作る生き様に、何度見ても震えるし、強烈な結末です。 この回のために再訪したと言っても過言じゃない、記憶に残る回でした。そしてすぐ最終回…