ARIA The ORIGINATIONの7の情報・感想・評価

「もしアリア社長と一緒にスイカ割りをするなら、『そっちじゃない、そっちじゃない』って声を掛けるのではなく、『こっちこっち』って声を掛け続けるわ。『そっちじゃない』と言い続けたら、アリア社長は間違えるのが怖くなって、最後には身動きができなくなっちゃうと思うの。それが私のやり方」 「あの…でも、もしいつまでも失敗し続けたら、どうするんですか」 「その時は私も一緒に、自分自身の勉強不足を大いに反省するわ。だって私も不完全な一人の人間だもの。先輩として後輩を指導する時にどうしてもうまく行かない時もある。その時つくづく思うの。『あぁ、教えることと教わることって実はとっても似てるんだなぁ』って。だったら、私に出来ることは灯里ちゃんと一心同体になってたーんと挑戦して、たーんと失敗すること。そして最後の最後は一緒にたーんと喜びを分かち合いたいの」 学生の頃、初めてARIAを読んだ時には、このアリシアさんの教育論に感銘を受け、もし自分が親になった時にはこの教育方針でいくぜ〜！ と思ったものだが……いや、これは無理です。あらあら菩薩うふふ大明神にしかできません。 ただ、この頃はまだ天野こずえも子供いなかったはずだから……『ままんちゅ！子ども編』を描いた今、どういう教育論を描くのかは気になるな

あらあら菩薩うふふ大明神