さすが、手塚治虫先生!
なんで、どろろ今まで見てこなかったんだ!
と悔やむほど、面白かったです。
いや、今になって見てむしろよかったかも。
人と鬼神の因果応報が絡み合い、それぞれがその間で自らの因縁と向き合い、なすべき方へ。
国と、人の命と体、人の強欲、生き抜く力、情念、鬼神、この間にある温かいぬくもり。この葛藤が、とてもとてもリアリティある物語として繊細に描かれて。
その群像劇のバランス、物語としての完成度、やっぱり手塚先生は"人"を知っているなあ…と感服しました。天才や。
アニメの作画も、どろろの声もいいですね!感動しました。オープニングも最高です。