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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たちのrumblefishのレビュー・感想・評価

3.7
斉藤の「慌てず、急いで、正確に」には、オォってなった。相手が旧作とは違ったけど。

絵はきれいだし、戦闘シーンも迫力ある。ズオーダーの「愛」連呼もまあ、福井晴敏だなってことで許容範囲にしておこう。

だが、死なないんよ、仲間が。旧作とは違って。そこに悲壮感と儚さが足りない。

やっぱり70年代って、制作者に戦争の残滓が色濃く感じられていた訳で。白色彗星帝国の下部岩礁に突っ込む山本機とか、コスモタイガーの後部銃座で戦死した加藤とか。言わずもがなの斉藤と真田さん。わしはもう老兵なんやな。